ローン返済の滞納

不動産の任意売却、区分事務所売却で救われた会社の窮地

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会社経営者からの一本の電話

ある企業の経営者の男性からの電話が始まりでした。70代の男性だと名乗るその経営者は、折からの不景気の煽りから企業が経営不振に陥り、業績は回復基調に有るものの当時融資を受けた事業資金の返済期限が迫り、早急に手当てをする必要が有るとの事。事務所を訪れ、経営者夫婦から話を聞くと、資金化の可能は資産は事業の効率化に伴い遊休化している不動産のみ。つまり、以前事務所として使用されていた場所を任意売却などの方法によって売却し返済するより手立てが無いということでした。その後何度か相談する機会を設け、区分事務所売却のための問題点などを洗い出しました。

区分事務所売却に至るまでの問題点。

不動産の売主である経営者夫婦にとっては、迫る返済期限までに一日でも早く、尚且つ当然ですが僅かでも高額の買取を希望していました。しかし、建物の立地条件としてはともかく、ビルの一室である事務所に対して需要が有るのかと言う点が一つ。更に、遊休不動産となって久しいこの事務所は、既に内装も荒れ果てている上にビル全体の管理状態も決して良いものでは有りませんでした。当然の事ながら、任意売却と言う手法を行ったとしても、買い手を探す事は困難に思え、また、運良く希望者が現れたとしても、希望額には届かない事が予想されました。

不動産価値の上昇を狙って。

まず、この経営者夫婦とこの不動産を任意売却するための専任媒介契約を結びました。これにより、他社の動向を気にする事無く、早期にそしてより好条件での売却契約を取り付けるため考えられる様々な方策が取り易くなりました。そこで、購入希望者と成り得る各種法人は勿論、投資対象の不動産として投資家への紹介と、幅広く販路を広げられることとなったのです。また、同時に経営者夫婦に対してはこの事務所のリフォームを提案し、実行していただきました。これにより、資産価値を上昇させると共に、希望者の購買意欲を高める事に成功したのでした。もちろん、債権者に対して、支払期限延長の交渉も。

一月で契約に至った区分事務所売却

様々な対策が功を奏したのか、リフォームを終えておよそ一ヶ月。見事この任意売却は完遂しました。もちろん、不動産の所有者である経営者夫婦がこちらの提案を前向きに検討していただけた事が、大きく貢献した事は言うまでもありません。返済に追われていたこの夫婦は、遊休不動産の売却によって返済を終え、購入者はしっかりとリフォームを終えた物件を自社の事務所として利用する事となりました。また、債権者としても融資が不良債権となる事も無かったことで、全ての関係者が充分に納得のいく取引となったと思います。

この売却事例の担当スタッフ

飯田 謙次

信頼関係が大事なので本音で
話し合う。

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