相続

相続人の母親が認知症!?(母親・息子2名の相続不動産)

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母と子が相続人

弊社過去取引のお客様からのご相談でした。お父様がお亡くなりになり、お母様と息子様の2名様が相続人とのことで、早速ご実家へお伺いさせていただきました。昔ながらのお屋敷町で、土地建物ともかなりの広さがあります。建物は古くてもしっかりしていましたが、お母様お一人で住むには広すぎるといったことから、ご売却のご依頼をいただきました。

母親のアルツハイマーが発覚

お母様は、息子様のお住まいに近くの高齢者施設に入所が決まり、先にお引越ししていただきました。ご入所後も、たびたびご実家に戻られ非常にお元気なご様子でいらっしゃいました。土地面積が大きいため、ご売却には時間がかかりご依頼をいただいてから半年以上経って、具体的な購入者様が見つかりました。売買契約につきましては、お母様・息子様お二人の3名様が当事者様です。具体的に売買契約の打ち合わせを行っている際に、施設に入所してからお母様のご様子が少し悪くなってきたというお話を伺いました。お会いしてお話をさせていただくと、多少忘れっぽい感じはお見受けしますが特におかしなご様子はありません。

売買契約の締結ができない?

私どもでは判断できないため、家庭裁判所所定の「診断書(成年後見用)」を施設の先生に作成依頼したところ、「アルツハイマー型認知症(保佐相当)」という診断結果が出ました。お母様に関しては、成年後見制度を利用しないと売買契約の締結ができません。急いで手続きをしても、3~4か月はかかります。すでに購入希望者が見つかっており、早く売買契約を締結したいといった状況でした。

無事にお取引完了

売主様・買主様・弊社提携司法書士と充分な打ち合わせを行い、売買契約の締結を先に行い、その後息子さんが成年後見人(保佐人)として、保佐申し立てを行うこと、契約締結後3ヶ月以内に保佐人として選任され審判が確定することを停止条件といたしました。ご契約締結後、無事に息子様が保佐人となりその後のお手続きもスムーズに進みお取引完了しております。成年後見制度の利用を必要とされるお客様が増えております。弊社では様々な形でお手伝いができますので、まずはお気軽にご相談ください。

この売却事例の担当スタッフ

上埜 祐一

不動産営業のプロとして、「お客様にとってのベストは何か」を常に考える

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